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矛盾しているのは誰なのか?

6月議会が近くなり、
広島市の動きがあわただしくなってきました。
 
5月25日の市議会特別委員会でも市民球場跡地問題が激しく議論されました。
多くの議員から、折り鶴施設について
「多くの市民は望んでいない」と反対の声が上がりました。
また市がすでに発表している跡地利用計画の費用(33億)に含まれていないもので、
商工会議所の土地取得に約11億円かかること、
またPL教団の土地取得にはそれ以上の金額がかかることも指摘を受けています。
 
それを受けた
5月26日の秋葉市長は記者会見で
「完璧に矛盾していることを平気で出して、
 議会の議決権という非常に重い力を使い、矛盾した決定を行う。
 議会運営としては自殺行為だ」と
市議会の対応を激しく非難しました。
 
しかし「矛盾」しているのはどちらなんでしょうか?

広島市は
「利用計画具体化に関わる費用(2000万円弱)が減額されたため、話を前に進めることができない」としています。
またその費用の中に「『市民の幅広い声を聞くという項目』がある」としています。
 
この「『市民の幅広い声を聞くという項目』がある」というのは本当なのでしょうか?
費用のほとんどは、市の計画を作った組織に対する費用ではないんですか?
『市民の幅広い声を聞く』というのが本当であれば、
市が去年10月に急遽行った公聴会の結果は無視なのですか?
あの公聴会も荒れ模様で、広島市の方針に賛成したグループはほとんどいませんでしたよね?
http://all-for-hiroshima.com/blog/200810-1.shtml
(このページの下のほう すいません…)
 
また9月から10月にかけて市が行ったアンケートでも
市の計画が支持されているとはいえませんでした。
広島市ホームページ
http://www.city.hiroshima.jp/www/contents/1227766570577/files/iken.pdf
http://all-for-hiroshima.com/blog/20081201_2.shtml
 
先日、地元紙が行っているアンケートの中間報告でも
広島市の案が支持されているとはいえない状況です。
http://www.chugoku-np.co.jp/kikaku/carp/2009/shiminkyujo/20090516.html
 
また広島市は繰り返し
「(市の)計画は選考委員会で高い評価を受けているものだ」といっていますが
果たしてそうなのでしょうか?
第3回広島市民球場跡地事業計画案及び事業予定者選考委員会
http://www.city.hiroshima.jp/www/contents/1164097870048/files/giji_03.pdf
 
 
そのような状況のなか、
秋葉市長の記者会見の翌日だったと思います。
球場跡地の“オーナー”である中国財務局からは
「みんなが納得する計画にするように」と指摘を受けています。
この言葉が今の現状を最も客観的に見ている意見ではないかと思います。
 
 
記者会見では
「今後も商工会議所との協議は続ける」とのことでしたが、
他にもお金をかけず、市民の声を聞く方法はあると思います。
というか、去年すでに聞いているはずです。
この言葉が“広島市のホンネ”ではないでしょうか?
 
また、最近焦っているのでしょうか?
市長の主張には痛々しささえ感じます
http://www.city.hiroshima.jp/icity/browser?ActionCode=genlist&GenreID=1000000000869
また裏でのいろいろな動きの情報も入ってきています。
(しかも本来ならあまり関係のない一企業も加担しているようです これ問題です)
 
5月15日の議会答弁で
サッカー専用スタジアムについて、広島市は
・財政的に市が主体となって建設するのはむずかしい
・民間が主体となって建設する機運が高まれば支援する
と述べています。
約束は守ってくださるんですね?
 
広島市は広島市民の声をもっと聞くべきです。 
改めてみんなに問いたいと思います。
 
矛盾しているのは誰なんでしょうか?

掲載日 : 2009年6月03日