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カープOB 高橋慶彦さんからメッセージをいただきました!

ALL FOR Hiroshima事務局です
「All FOR Hiroshima」(以下AFH)の活動に
いつもご理解ご協力いただきましてありがとうございます。
 
広島東洋カープOBで
千葉ロッテマリーンズのコーチでもある
高橋慶彦さんからAHFにメッセージをいただきました。
 
 
とにかく僕は「人間」が好き。
そして、人間にとって一番大切なものは「人」だと思います。
 
僕にとって広島市民球場は「自分を表現する“舞台”」でした。
舞台は「人が動く場所」。人が「自分を表現する場所」だと思います。
確かに“舞台”は人によってまちまちです。
でもその「舞台」は、努力をしてきちんと技術を身につけた人だけが
立つことができる“場所”ではないでしょうか。
 
技術をつけるためには、「人とどう接するか」、そして「人とどう付き合うか」が大切です。
僕は古葉(竹識)さん、山本一義さんなどにしごかれてここまで来ました。
広島市民球場は、僕を表現する場であったと同時に、成長の場でもありました。
古葉さんや山本一義さんという「人」と出会ったから、この「舞台」に立つことができたのです。
 
広島は原爆で大きな傷を負い、長い間人間が住むことができないと言われながらも、
ここまで素晴らしい復興を遂げました。その復興に貢献したのもやっぱり「人」です。
また広島市民球場ができたときも、そして今回新しい球場ができたときも、
樽募金などでたくさんのお金が集まりました。その原動力も「人」です。
そして広島市民球場でカープが歴史を刻むことができたのも、
選手や監督、スタッフ、そしてなによりもファンという「人」がいたからです。
人が舞台をつくり、そして支え、さらにその舞台で人が動いて自分を表現する…
いろんな「人」があの場所で出会い、接していたからこそ
広島市民球場で数々の感動が生まれたんだと思います。
 
広島市民球場は僕と同い年。52年の歴史と感動を重ねてきました。
その歴史と感動を広島の人たちに大切にしてもらいたい。
「温故知新」という言葉がありますが、その歴史を大切にしないと広島の「未来」はやってこないと思います。
「モノ」では人の心を動かすことは絶対にできないでしょう。
 
願わくば、広島市民球場で僕たち選手のプレイによって感動してくださった人たちが
「これが昔カープが試合をしていた市民球場だよ」と子供や孫に話すときに
小さな子供たちがすぐに「球場」だとわかるような具体的な建物が残っているような場所であってほしいなと思います。
 
僕は「ALL FOR HIROSHIMA」の趣旨に賛同します
高橋慶彦

掲載日 : 2009年5月29日