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“基町埋蔵金”は10億円…

市民球場に10億円の「遺産」 広島市、跡地に活用方針
〜改修やカープ育成 積み立て半世紀〜
 
来年3月に半世紀余りの歴史を終える広島市民球場が、10億円を超す「遺産」を残す。球場の改修と広島東洋カープの育成強化を目的に積み立てられてきた市民球場基金だ。
球場が閉鎖されれば基金条例も廃止されるため、市は使い道の検討を始めた。

市民球場は1957年、広島初のナイター球場として誕生した。基金の前身である積立金が設けられたのは三年後。球場の光が、被爆地の復興の象徴だった時代だ。64年、前年の地方自治法改正を受けて基金になった。

条例では「カープ育成強化のため必要と認める場合に支出できる」と明記した。草創期に「貧乏」とやゆされた球団を、支える大切な貯金だった。
積立額は、カープの球場使用料を主な財源にする特別会計の剰余金に加え、観客数で決まる仕組み。有料入場者が2万1000人を超えた試合数を基に、カープが追加使用料を払う。基金はスコアボードの改修や大型ビジョン新設に使われ、応援の熱気を生み出す役割を果たしてきた。
市民球場ファイナルイヤーの今年、カープが主催した66試合(他球場を除く)の観客数は約131万8000人に達し、歴代2位を記録。追加使用料の対象は24試合となり、カープは約6500万円を払った。
特別会計の剰余金約1400万円と合わせ、基金残高は、現段階で約9億5000万円になる見込み。さらに3月末には、食堂・売店収益と広告表示料のそれぞれ一部をカープが払う。市が想定する額は1億数千万円。広島市市民球場管理事務所は「11億円を超す可能性もある」とみる。

市都市活性化局は、使い道について「跡地利用計画で活用を考える」(浜本康男局長)との方針。国から球場敷地の99%以上を無償で借りている中で生じた基金であり、現在地から移転する新広島市民球場(南区)への転用は原則ないという。
10億円は、野球の殿堂が半世紀余りをかけて残す遺産。それを支えたのはカープを愛し、球場で声をからした市民にほかならない。
(中国新聞 08年12月30日紙面より)
http://www.chugoku-np.co.jp/kikaku/carp/081230.html


AFHの説明会や
AFHのメンバーでもある
「広島サッカー専用スタジアム構想委員会」のブログでもすでに指摘しているとおり、
「基町埋蔵金」の存在がようやくクローズアップされました。
http://all-for-hiroshima.com/doc/doc_sutakuma_20081219.pdf
http://hiroshima-kop.under.jp/wp/
http://hiroshima-kop.under.jp/wp/?p=798
 
この基金は「現・広島市民球場」に使用目途が限られています。
まずは“耐震診断”など、現球場に使っていただくことを望みます。
 
AFHとしては引き続き「現球場跡地問題」について、
まずは解体を前提とする「広島市の案」をストップさせること。
ならびにサッカー専用スタジアムを軸に、広島の魅力と平和の大切さを広く訴える施設を求めていきます。
みなさまにおきましては
引き続き私たちの活動にご理解ご協力をいただくとともに、
いろいろな方に周知していただき、盛り上げていただけたらと思います。

掲載日 : 2008年12月30日